天界
雨が
雨が降る
降るはずのない
雨が

「はじめまして、よろしくね」
「こちらこそ」
ありふれた会話で始まった僕と君の日常
「今度の魔法実技試験…自信ないんだ〜」
「大丈夫、僕も…炎の魔法は苦手なんだ。」
そう 確か君も炎の魔法は苦手だっていってたんだ
「へぇ〜、君ってばいつも『僕は一人で何でも出来ます』って顔してるから、苦手な物なんてないんだと思ってた」
「まぁ、苦手といっても君よりは上手く扱える自信はあるよ」
「・・・・ひどっ」
「冗談だよ、冗談」
そんな他愛の無い話をしながら、肩をたたきあって笑っていた
「…いっ…いよいよだね」
「うっ…うん」
そう、あれは初めて下界(した)へ実戦にいった時だった…
「…だっ…大丈夫…かな?」
「大丈夫…多分」
何もかもが初めてづくしで
「っ!!」
「大丈夫!?」
「へい・・・きだ!すこしかすっただけだ!」
「わかった!いこう!」
「おう!!」
初めて戦いの地へと駆け込んで行ったあの日
夢は…夢のままでそっとしておけばよかったんだ
そう…。
あんなことになるのなら
「…?どうしたの?なんか…変だよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・いや…なんか…さっきの…と…ころが…」
さっき攻撃された腕が、熱い
「ねぇ?どうしたの?」
心配そうに顔を覗き込んでくる君…ダメだ…来ちゃいけない…
「ねぇ…へい」
紅
赤
血
目の前が…染まってゆく
血の色に
ごろん
と
目の前に何かが転がってきて
「何か」が何なのか
考える前に・全ては無くなっていた
bat end
あとがき
補足説明↓
攻撃された子は、攻撃したモンスターの毒にやられていました。
普通の毒ではありません。
そのモンスターに攻撃されると、その部分がモンスター化してしまうのです。
本来ならば二人がいる場所に居るはずの無い位強いモンスターです。
しかし、うえでみた図鑑や本などにはそのモンスターの事がのっていなかったのです。
なぜかと言うと、それはあるモノが作った新しいモンスターだったからです。
攻撃を受けた子は、心配している子を…モンスター化した手を止めることが出来ずに…
といった感じです。
この後完全にモンスター化してしまった子がどうなったかは…
ご想像におまかせします
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